#‎私を構成する9枚‬ って流行ってますけど、9つもないので5つ。
 
宇宙創成はじめの3分間 ― S.Weinberg
初版は1977年らしいが、小4ぐらいで読んだのが何版だったか不明。その後何度も読んだ本。その後、宇宙創成はじめの10μ秒間を自分が研究することになる
 
善人は若死にをする ― 大西赤人
どこか生活感の中にある盲点を突く短編集。星新一も好きだけど、こちらのほうが印象に残った一冊
 
Quarks and Leptons ― F.Halzen, A.D.Martin
恩師との最後の自主ゼミで読んだ本。ついていくのがやっとだったが、基本的な知識はだいたいこのゼミで得た。先生の蔵書の形見分けで縁あってうちの本棚に。
 
ASCII PC-9800シリーズ テクニカルデータブック
当時ぶち高かったけど、どなたかに譲って頂いたのか、どうやって揃えたのか覚えていない。たたけるI/Oはだいたいたたいてみた。同類の方多いはず。
 
ブランデンブルク協奏曲 ― J.S.Bach
バッハが就活のために未発表の作品をかき集めて出した履歴書のような作品(らしい)。いろんなバッハが1つで楽しめる。バッハでも就活してたんだね。何枚もCDを買ったが、最初に買ったものが一番聞き心地が良い(おそらく擦り込み)。いつか生で聴きたい。

カープとメガフォンと私 Advent Calendar 2015 にご協力下さった皆様、ありがとうございました。

今日は24日ですから明日の kamimori さんで最後となります。正直、MegaPhone だけで25日の半分も埋まるのかすら不安でしたが、予想外にカープファン以外の方のご参加もあり、時間はかかりましたが、なんとか全て埋まりました!(予定)

改めて色々な視点からカープと広島の関係、カープファンと野球ファンの視点など、色々と興味深いお話を伺うことができ、これからのヒントも沢山頂けました。また、熱心なカープファンの方の熱い思いや、逆に、MegaPhone をきっかけにカープファンになりそうな方など、嬉しいエントリーもありました。

色々な人が、色々な立場や感情でカープを応援している事が改めて分かりました。そんな皆さんの応援を、もっと楽しいものにするために、来年も、スマホで応援アプリ「MegaPhone」の開発を続けたいと思います。

色々な方にアドバイスを頂いて、やっと、やっとですが、軸足となるコンセプトが固まってきました。参加している「ヒロハタ」とのスケジュールは若干合わなくなってきていますが、それとは関係無く、一カープファンの、カープを応援する新しいチャンネルとして、MegaPhone を育てていきたいと思います。

今年、このアドベントカレンダーに参加頂いたのも何かの縁ですから、2016年の MegaPhone の成長を共に見守って頂けたらと思います。


このエントリーは、カープとメガフォンと私 Advent Calendar 2015 の20日目 です。昨日19日は<未定>さんでした。

カープと言えば、長年、広島のローカル球団であって、広島以外にファンは皆無に近いと思われてきました。しかし、昨今、広島県外でのカープファンがメディアに大きく取り上げられるようになり、神宮や横浜などでは外野席の半分をカープファンが埋めるようになりました。

賃金が伸び悩む中で、低予算でやりくりするカープへの支持が強まったという事も言われていましたが、カープの年俸総額は今や球界最下位というわけではありません。もちろんやりくりは上手だと思いますが。

私が行ってみた感触では、神宮や横浜で見るヤクルトファンや横浜ファンの中にも、女性ファンはそこそこ居るんです。でも「おばあちゃんファン」の数が全然違うんじゃないかと思うんですよ。うちの亡くなった祖母は熱烈なカープファンでした。何度も球場に一緒に行きました。広島のお好み焼き屋がそうであるように、広島の戦争からの復興は女性の力も大きく貢献しました。祖母も元祖樽募金に寄付した「元祖カープ女子」でした。

それがなんだ? って話なんですが、子どもが父親や母親と球場に行くとき、父親とはわりと大きくなってから「一緒に」観戦に行くのが多いと思います。ですが「母親」は、自分がカープを見に行くために乳飲み子を連れて行くこともいといません。0歳からの英才教育を施すカープママによって、物心がつく頃には立派なカープファンに育っているんですよね。

祖母の世代から50年、全国に嫁いだ「元祖カープ女子」が、各地でそうした潜在的カープファンを育てており、さらにその娘達は全国に嫁いでいきます。両親の応援するファンが異なると、家庭内は熾烈な勢力争いになりますが、これまでのような多くの家庭では、幼児時代との接触時間が圧倒的に長い母親の方が有利で、意識するかしないかに関わらず、大なり小なりカープへの関わりを持って育ちます。そうやって全国で育てられた「潜在的エリートカープファン」が、今になってメディアに取り上げられ初めて「あれ、東京にもカープファンって結構居るの? じゃあ、神宮に行ってみようかな?」と集まっていくうちに、幼い頃に植え付けられたカープ魂に火がついたのではないでしょうか。

そうであれば、これは案外一過性のものではないかもしれませんよ。

さて、次の21日目は、Masato Miyai さんです。


このエントリーは、カープとメガフォンと私 Advent Calendar 2015 の1日目 です。

かなり勇み足で作ってしまったので、初日からくじけそうですが、メガフォン関係無く、カープについて語り合いましょう。それぞれが自分のブログや facebook に書いて、(可能なら)次の人と前の人のエントリーにリンクを貼ってください。facebook の場合は、公開範囲を「公開」にしてください。

ではその1日目は、わたくし tsuchim が書きます。

さて、去年の今頃は近年稀に見る盛り上がりでしたね。普段野球自体に全く興味の無い母までが黒田の特集番組に見入っていました。アメリカの友人には「日本の金のある球団が2000万ドル積んでも、メジャーの2000万ドルプレーヤーは日本に行ったりしない。それが300万ドルで移籍とは、日本人は何を考えているんだ?」と言っていました。

そして今年、カープファンは知る事になります。黒田とマエケンが居ても、4位、と。
黒田ユニ買って応援してました。福井の超進化もありました。ですが、4位。甲子園の誤審はありましたが、4位。

なんでじゃーーーーーーーー!!!!!!!!

これって、ファンとしてどう評価すれば良いんですかね?? ほんと、こんなのってありなんですかね。昔みたいに野次れば良いのか、それでも「ワクワク」をありがとうと言うべきなのか。ほんと今でもこの感情をどうしたら良いのか分かりません。今年でさえ4位なら、本当に優勝は遠いなあ…。

去年も貧打でしたが、せめて去年ぐらい打ってたら優勝できていたんじゃないかとみんな思ってますよね。普通に勝てる試合に勝てなかった4位でした。応援しても応援しても勝てないカープ。それでも、なぜ我々はカープを応援するのか? カープファンであるという事は、それだけで修行僧なのかも知れません。

ところがどっこい、私達の戦いはこれからです。貧打は根本的には解消されず、マエケンは抜けます。黒田はまた投げてくれると信じていますが、4億ってのは特別料金ですよね?? 年俸はどうなるのか。

そんな来季に向けて、せっかくのリレーブログなので、一人ずつ期待の選手をあげていきましょう! 私が注目しているのは、野間です! 2年目のジンクスを躍進に変えて、貧打の中で打って走って欲しい! 野間野間イェイ( ・∀・)!!

では、次は soudai1025 さんの「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になるのは自分次第」です。

ちなみに「メガフォン」とは、そんな迷えるカープファンのカープファンによるカープファンのための応援アプリの開発を目指すプロジェクトです。一人よりみんなで応援した方が楽しいと思います。こちらもお楽しみに!!


Back to the Future part II で描かれた日が来ましたね。色々なところで大きな話題になっていて、今でも多くのファンが居るんだな、と改めて思いました。私もこの映画は、続編も全て大好きです。

この30年で、映像技術は大きく進歩しましたが、その割に面白い作品が出ていないのは、スピルバーグ自身も予想してなかったのではないでしょうか。ネタが尽きたという面もあると思いますが、やっぱり、30年前に想像してた2015年って、もっと明るい未来だった気がします。

宇宙旅行は無理だろうけど、東京-NYが2~3時間ぐらいにはなってるかな?
瞬間移動は無理だろうけど、混雑のない靜かな地下鉄が走ってるかな?
核廃絶は無理だろうけど、それなりに均衡のとれた平和な秩序のある世界になってるかな?
貧富の差はあるだろうけど、極限の貧困はなくなっているかな?

なんとなく、そんな明るい、希望の21世紀を夢見ていた時代だったから、この映画が描く未来も(過去も)楽しかった。そんな気がします。

現実に技術の進歩はめざましかったのですが、景気は悪く、人類はもう月へも行けません。戦争はなくならず、混乱地域に軍事介入しては泥沼化をくりかえす。日々の生活に追われるワーキングプアは増加の一途で、暇つぶしにやってる政治活動を絶賛する高給取りのマスコミ。外の社会を見るディスプレイは5インチで、繋がってるのは半分ぐらい誰だか分からない数百人の「トモダチ」だけ。

近未来ものの映画は未来を明るく描ける時代ではなくなってしまいました。

代わりに、というわけではないでしょうが、中世風の魔法ものがヒットしましたね。ところが、舞台が中世ヨーロッパなんだから、白人ばかりのキャストで良いはずなのに、それすらできないご時世。純粋に世界観に入り込んで楽しめる作品は、もうできないのかも知れません。

その点、日本人は、作品は作品、現実は現実の区別が比較的できている社会だと思います。時々混同してしまっている人も居ますけど。これから本当に面白い作品は、日本だけで作られ、日本と一部のotaku達だけのたのしみとなるのかも。

と、ネガティブなことばかり言ってても仕方ありませんね。30年前の未来予想から、予想をはるかに超えて進歩した部分もあり、それは情報通信(ICT)です。この技術を活かして、皆がもう一度明るい社会を夢見ることができたら、まさに、Back to the(that) Future ですね!