プロ野球の合同トライアウトが開催されました。
このトライアウトも、年々合格者数が減っており、今年が最後になるかもしれないとのこと。
元選手の上原さんは「トライアウトではなく公式戦でアピールできる選手になって欲しい」とコメントしていたが、公式戦の出場機会はなかなか自分ではコントロールできません。もちろん、二軍の試合に出場すらできない選手に、トライアウトでの合格の見込みがあるのかと問われれば、上原さんの言うように難しいでしょう。ただ、最後に平等な出場機会のある合同トライアウトに参加し、人生を賭けた挑戦の区切りにできるなら、意味のある会だと思います。
「家族を呼んだりして、引退試合のようになっている」とも言われています。本気で現役続行を望む選手と、気持ちの区切りのために参加している選手とでは、トライアウトへの意気込みも違うので、難しいところもあると思います。ただ、気持ちの区切りをつけたいと思うことが、それほど悪い事だとは思いません。
がんばってくれた全ての選手達に引退試合を行う事はできません。トライアウトという形であっても、そのような場を設けることに、12球団も少し協力したらいいのにとも思います。また、ドラフトも含めて、基本的には移籍の自由の無いプロ野球に於いては、トライアウトからの契約へも、なにかしら少しは優遇があってもいいのではないかと思ったりもします。
みなさんはどう思いますか?