#‎私を構成する9枚‬ って流行ってますけど、9つもないので5つ。
 
宇宙創成はじめの3分間 ― S.Weinberg
初版は1977年らしいが、小4ぐらいで読んだのが何版だったか不明。その後何度も読んだ本。その後、宇宙創成はじめの10μ秒間を自分が研究することになる
 
善人は若死にをする ― 大西赤人
どこか生活感の中にある盲点を突く短編集。星新一も好きだけど、こちらのほうが印象に残った一冊
 
Quarks and Leptons ― F.Halzen, A.D.Martin
恩師との最後の自主ゼミで読んだ本。ついていくのがやっとだったが、基本的な知識はだいたいこのゼミで得た。先生の蔵書の形見分けで縁あってうちの本棚に。
 
ASCII PC-9800シリーズ テクニカルデータブック
当時ぶち高かったけど、どなたかに譲って頂いたのか、どうやって揃えたのか覚えていない。たたけるI/Oはだいたいたたいてみた。同類の方多いはず。
 
ブランデンブルク協奏曲 ― J.S.Bach
バッハが就活のために未発表の作品をかき集めて出した履歴書のような作品(らしい)。いろんなバッハが1つで楽しめる。バッハでも就活してたんだね。何枚もCDを買ったが、最初に買ったものが一番聞き心地が良い(おそらく擦り込み)。いつか生で聴きたい。

カープとメガフォンと私 Advent Calendar 2015 にご協力下さった皆様、ありがとうございました。

今日は24日ですから明日の kamimori さんで最後となります。正直、MegaPhone だけで25日の半分も埋まるのかすら不安でしたが、予想外にカープファン以外の方のご参加もあり、時間はかかりましたが、なんとか全て埋まりました!(予定)

改めて色々な視点からカープと広島の関係、カープファンと野球ファンの視点など、色々と興味深いお話を伺うことができ、これからのヒントも沢山頂けました。また、熱心なカープファンの方の熱い思いや、逆に、MegaPhone をきっかけにカープファンになりそうな方など、嬉しいエントリーもありました。

色々な人が、色々な立場や感情でカープを応援している事が改めて分かりました。そんな皆さんの応援を、もっと楽しいものにするために、来年も、スマホで応援アプリ「MegaPhone」の開発を続けたいと思います。

色々な方にアドバイスを頂いて、やっと、やっとですが、軸足となるコンセプトが固まってきました。参加している「ヒロハタ」とのスケジュールは若干合わなくなってきていますが、それとは関係無く、一カープファンの、カープを応援する新しいチャンネルとして、MegaPhone を育てていきたいと思います。

今年、このアドベントカレンダーに参加頂いたのも何かの縁ですから、2016年の MegaPhone の成長を共に見守って頂けたらと思います。


このエントリーは、カープとメガフォンと私 Advent Calendar 2015 の20日目 です。昨日19日は<未定>さんでした。

カープと言えば、長年、広島のローカル球団であって、広島以外にファンは皆無に近いと思われてきました。しかし、昨今、広島県外でのカープファンがメディアに大きく取り上げられるようになり、神宮や横浜などでは外野席の半分をカープファンが埋めるようになりました。

賃金が伸び悩む中で、低予算でやりくりするカープへの支持が強まったという事も言われていましたが、カープの年俸総額は今や球界最下位というわけではありません。もちろんやりくりは上手だと思いますが。

私が行ってみた感触では、神宮や横浜で見るヤクルトファンや横浜ファンの中にも、女性ファンはそこそこ居るんです。でも「おばあちゃんファン」の数が全然違うんじゃないかと思うんですよ。うちの亡くなった祖母は熱烈なカープファンでした。何度も球場に一緒に行きました。広島のお好み焼き屋がそうであるように、広島の戦争からの復興は女性の力も大きく貢献しました。祖母も元祖樽募金に寄付した「元祖カープ女子」でした。

それがなんだ? って話なんですが、子どもが父親や母親と球場に行くとき、父親とはわりと大きくなってから「一緒に」観戦に行くのが多いと思います。ですが「母親」は、自分がカープを見に行くために乳飲み子を連れて行くこともいといません。0歳からの英才教育を施すカープママによって、物心がつく頃には立派なカープファンに育っているんですよね。

祖母の世代から50年、全国に嫁いだ「元祖カープ女子」が、各地でそうした潜在的カープファンを育てており、さらにその娘達は全国に嫁いでいきます。両親の応援するファンが異なると、家庭内は熾烈な勢力争いになりますが、これまでのような多くの家庭では、幼児時代との接触時間が圧倒的に長い母親の方が有利で、意識するかしないかに関わらず、大なり小なりカープへの関わりを持って育ちます。そうやって全国で育てられた「潜在的エリートカープファン」が、今になってメディアに取り上げられ初めて「あれ、東京にもカープファンって結構居るの? じゃあ、神宮に行ってみようかな?」と集まっていくうちに、幼い頃に植え付けられたカープ魂に火がついたのではないでしょうか。

そうであれば、これは案外一過性のものではないかもしれませんよ。

さて、次の21日目は、Masato Miyai さんです。


このエントリーは、カープとメガフォンと私 Advent Calendar 2015 の1日目 です。

かなり勇み足で作ってしまったので、初日からくじけそうですが、メガフォン関係無く、カープについて語り合いましょう。それぞれが自分のブログや facebook に書いて、(可能なら)次の人と前の人のエントリーにリンクを貼ってください。facebook の場合は、公開範囲を「公開」にしてください。

ではその1日目は、わたくし tsuchim が書きます。

さて、去年の今頃は近年稀に見る盛り上がりでしたね。普段野球自体に全く興味の無い母までが黒田の特集番組に見入っていました。アメリカの友人には「日本の金のある球団が2000万ドル積んでも、メジャーの2000万ドルプレーヤーは日本に行ったりしない。それが300万ドルで移籍とは、日本人は何を考えているんだ?」と言っていました。

そして今年、カープファンは知る事になります。黒田とマエケンが居ても、4位、と。
黒田ユニ買って応援してました。福井の超進化もありました。ですが、4位。甲子園の誤審はありましたが、4位。

なんでじゃーーーーーーーー!!!!!!!!

これって、ファンとしてどう評価すれば良いんですかね?? ほんと、こんなのってありなんですかね。昔みたいに野次れば良いのか、それでも「ワクワク」をありがとうと言うべきなのか。ほんと今でもこの感情をどうしたら良いのか分かりません。今年でさえ4位なら、本当に優勝は遠いなあ…。

去年も貧打でしたが、せめて去年ぐらい打ってたら優勝できていたんじゃないかとみんな思ってますよね。普通に勝てる試合に勝てなかった4位でした。応援しても応援しても勝てないカープ。それでも、なぜ我々はカープを応援するのか? カープファンであるという事は、それだけで修行僧なのかも知れません。

ところがどっこい、私達の戦いはこれからです。貧打は根本的には解消されず、マエケンは抜けます。黒田はまた投げてくれると信じていますが、4億ってのは特別料金ですよね?? 年俸はどうなるのか。

そんな来季に向けて、せっかくのリレーブログなので、一人ずつ期待の選手をあげていきましょう! 私が注目しているのは、野間です! 2年目のジンクスを躍進に変えて、貧打の中で打って走って欲しい! 野間野間イェイ( ・∀・)!!

では、次は soudai1025 さんの「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になるのは自分次第」です。

ちなみに「メガフォン」とは、そんな迷えるカープファンのカープファンによるカープファンのための応援アプリの開発を目指すプロジェクトです。一人よりみんなで応援した方が楽しいと思います。こちらもお楽しみに!!


Back to the Future part II で描かれた日が来ましたね。色々なところで大きな話題になっていて、今でも多くのファンが居るんだな、と改めて思いました。私もこの映画は、続編も全て大好きです。

この30年で、映像技術は大きく進歩しましたが、その割に面白い作品が出ていないのは、スピルバーグ自身も予想してなかったのではないでしょうか。ネタが尽きたという面もあると思いますが、やっぱり、30年前に想像してた2015年って、もっと明るい未来だった気がします。

宇宙旅行は無理だろうけど、東京-NYが2~3時間ぐらいにはなってるかな?
瞬間移動は無理だろうけど、混雑のない靜かな地下鉄が走ってるかな?
核廃絶は無理だろうけど、それなりに均衡のとれた平和な秩序のある世界になってるかな?
貧富の差はあるだろうけど、極限の貧困はなくなっているかな?

なんとなく、そんな明るい、希望の21世紀を夢見ていた時代だったから、この映画が描く未来も(過去も)楽しかった。そんな気がします。

現実に技術の進歩はめざましかったのですが、景気は悪く、人類はもう月へも行けません。戦争はなくならず、混乱地域に軍事介入しては泥沼化をくりかえす。日々の生活に追われるワーキングプアは増加の一途で、暇つぶしにやってる政治活動を絶賛する高給取りのマスコミ。外の社会を見るディスプレイは5インチで、繋がってるのは半分ぐらい誰だか分からない数百人の「トモダチ」だけ。

近未来ものの映画は未来を明るく描ける時代ではなくなってしまいました。

代わりに、というわけではないでしょうが、中世風の魔法ものがヒットしましたね。ところが、舞台が中世ヨーロッパなんだから、白人ばかりのキャストで良いはずなのに、それすらできないご時世。純粋に世界観に入り込んで楽しめる作品は、もうできないのかも知れません。

その点、日本人は、作品は作品、現実は現実の区別が比較的できている社会だと思います。時々混同してしまっている人も居ますけど。これから本当に面白い作品は、日本だけで作られ、日本と一部のotaku達だけのたのしみとなるのかも。

と、ネガティブなことばかり言ってても仕方ありませんね。30年前の未来予想から、予想をはるかに超えて進歩した部分もあり、それは情報通信(ICT)です。この技術を活かして、皆がもう一度明るい社会を夢見ることができたら、まさに、Back to the(that) Future ですね!


2015年のカープ、無念の4位に終わりました。以下、1年分の愚痴です。

緒方監督は就任1年目で、慣れないこともあったでしょうが、こちらはファン歴30年です。ファンの目が肥えないとチームは強くならないという某バスケットチームオーナーの言葉を信じて、今日は野球素人の古参ファンとして言いたいことを少し。

まず、なんといっても、情報屋としては、データを軽んじた安易なスタメン起用が一番目立ちました。カープの野手は、左右両方の投手に対応できる練習をしてないのですか? もちろん、左右の違いは大きいでしょうが、選手のバッティングスタイルや、投手の球種にもよります。左に打ち込まれている左投げも居れば、めっぽう強い投手も居ます。そして、今やそれをデータ処理である程度はじき出せる時代です。何でもかんでも右なら左、左なら右って、何十年前の采配ですか? 100歩譲って、左右を重視するならするで良いです。それなら、最近の全打席・全投球の結果から、どの程度の統計的有意性を持ってそれを決めているのですか? 解説なんかでも「今シーズンの対戦成績は 8打数 4安打、.500 の相性の良さ」とか言いますけど、8-4 って、95%信頼区間での4安打の誤差は 1.3~6.7 ですよ。この打席で安打が出る確率は16%~84%の間ですと言っているようなものですよ(厳密には違いますけど)。ともかく、そんなデータでは何の意味も無い。

それこそ、データを重視するのであれば、私に任せてくれれば、過去3年間ぐらいの全データから、まず傾向の似た打者や投手を類似度を計算し、それらをウエイトにして足し合わせた対戦成績を算出し、今日は誰を列べるべきかばっちり計算しますよ。

でも、そのオーダーではダメなんです。にんげんだもの。3年間も同じ調子で打ったり投げたりはできません。今シーズンに急成長してくる選手も、怪我で離脱する選手も居ます。かといって、過去3日では情報量が少なすぎます。そもそも野球は運の要素が高いゲームで、あたりが良くても守備範囲ならアウトになるし、ボテボテでも抜ければヒットになるし、勝手に四死球を出してくれることもあります。ですから、本質的に、短い期間の数字では意味のある値が出ません。そこが統計処理の限界。だからこそ、ある程度長期的な(普遍的な)データを基本にしつつも、当日の調子を見極めたり、もっと言えば調子を作っていくのが監督やコーチの仕事なんですよ。良い流れに乗ってる選手、疲れが出ている選手、はたまた相手投手の状態、そういう精神的・肉体的状態を肌で感じて、より調子の良い選手でオーダーを組む、交代させる、それが首脳陣の仕事なんですよ。

何十年もカープを見てきた人なら、今年は何度も思ったはず。「え、今日この選手を使うの?」「まだ投手変えないの」 選手の調子が全然見えてない(追記:終盤明らかに調子を落としていた大瀬良も指を故障していた)。テレビ越しの我々よりも見えてないのではないかとさえ感じることが多々ありませんでしたか? 掴まりかけていている投手の無理な続投。リリーフ陣が苦しい事情も分かりますが、何をしても後手後手。こんなんだったら、まだ「選手の最近の調子」まで私が計算してオーダーを組んだほうがマシだったかも知れませんよ。守備固めしない終盤での逆転負けがいくつあったか。最後の試合までスタメンは病的とも言える左右重視で、最終戦は消化試合の下位球団相手に1安打に封じられて、挨拶も説明もない。

今年は異例ずくめのシーズンでした。FAで出て行くばかりのカープに、黒田と新井が復帰。マエケンも残留。去年の失速の原因ともなった貧打は、破格の補強があったものの根本的には解決してない中での優勝期待。こんなの、カープじゃなくてもあり得ないシーズンです。一方で、去年からの課題であった貧打は根本的には解決されておらず、エルドレッドも痛恨の離脱。誰が使える選手なのか例年にもまして判断しなければならない1年だったんです。監督1年目だから許されるという年ではなかったんです。最終戦でコメントできないぐらいなら、引き受けるべきじゃなかった。きちんと挨拶をして、選手の分の野次も浴びて、一晩明ければ、今シーズンの反省点を総括すべきでしょう。それとも、1シーズンなんの反省もなく借金生活をやってきたのですか?

挙げ句、内田二軍監督と新井打撃コーチを切ったとか? 本当に彼らが原因なの? 古参ファンは納得いってない人多いんじゃないですか?

 

そんな今シーズンでしたが、期待を持てる選手もいました。なんといっても福井の大活躍。復帰移籍が決まったとき「今更居場所はないよ」と思っていた新井さん、愚かな私を許して下さい。当たり前のように活躍する前田健と黒田。新星ジョンソンも大成功。野手の助っ人は大ハズレの中、波はあれどエルドレッド様々でした。その陰で活躍した松山はもっと使うべきだった。図らずもリードによる差が露呈してしまった會澤も、課題がはっきりした分来年の飛躍が期待できます。いつの間にか守備が別人のように安定した堂林、打撃の方も頑張れ! ルーキーの割には活躍したと野間。抜群の安定感の、菊池・田中・丸の守備(ちょっとエラーも多めの人も居るけど)。他にも鈴木誠也や、ベテランの梵、小窪、まだまだ活躍して欲しい選手がたくさんいます。新井の代走に赤松が出たときは、この二人が赤いユニフォームを着て並ぶことになるとは数奇な運命だと思いました。

来年は黒田も前田も居ないかもしれないなかで、どう戦っていくのか。まずは、データ担当・メンタル担当は専門のスタッフを配置し、コーチ陣も選手の調子を掴める布陣をしいほしいものです。

以上、古参ファンの戯言でした。

おまけ
審判も、球場のネットの有無ぐらい知っとけ。


※このブログは会社とは無関係の、私個人の意見です。

衆議院が解散され、選挙戦が始まりました。

幾つかの注目選挙区はあると思いますが、多くの方が関心が薄いのではないかと思います。
安倍政権を評価するかどうかはそれぞれにお任せしますが、20~30代の氷河期世代にとって、この選挙の論点は、ほぼ1つだけと言っても良いと思います。それは、世代別投票者数を上げることです。まずは投票に行って投票者名簿に印をつけましょう! それだけで意味があるんです!

下図は、この前回の選挙の世代別投票者数(濃いオレンジ)と、世代別有権者数(薄いオレンジ)です。

第46回衆議院議員選挙の有権者数と投票者数

第46回衆議院議員選挙の世代別有権者数と投票者数

前回の全体投票率は60.1%でした。特に20代は40%以下と極めて低く、30代も50%前後でした。若者は有権者数も少ないのですが、それ以上に投票者数が低いのです。

ここで、とても基本的な質問をします。政治家は誰のために仕事をしますか? 支援団体? いやいや、我々国民のため? どちらも半分正解で半分ハズレです。政治家は、基本的に票をくれる人の為に働きます。票が集まるから支援団体に便宜を図ります。票田と呼ばれる支持層を獲得するために、彼らに有利な公約をあげ、たまには実行します。
当たり前ですよね。どんな大物政治家でも、選挙で勝ってこその政治家。負ければ無職に転落です。
だから、学生よりも子育て世代よりも、高齢者医療が優遇されます。当たり前です。彼らの票で政治家が動いているのですから。

「そんなことを言われても、団塊世代に人数では敵わないので仕方が無い」と言われそうですね。確かにそうです。有権者数では50代以上には勝てませんし、若い人たちだって好きで少なく生まれてきたわけではありません。じゃあ、どうしようもないのか? おそらく今回の選挙では、逆転の方法があるのです。

それが「世代別投票率」を上げることです。有権者数では負けても、みんなが投票に行けば、投票者数では上回る事ができるのです。さすがに60代の投票者数には敵いませんが、氷河期世代も、本気を出せば40~50代や70代以上の存在感を示すことが出来るのです。

氷河期世代の投票率を上げれば、投票者数で存在感を示せる

若者がみんな投票すれば、投票者数では存在感を示すことができる。

今回は有権者の関心も薄く、また天気予報によれば寒波の襲来の可能性もあるようで、おそらく投票率は前回よりも下がります。濃いオレンジの投票者数はもっと下がるでしょう。今回の選挙は、いつにも増して興味が無いという方も多いでしょう。ですが、投票には、もう一つ重要な側面があるのです。それは、世代別投票者数を押し上げ、若者向けの政策を議論してもらう下地を作る事です。次の選挙で、若い氷河期世代向けの政策がどれだけ論点とされ、その次の国会で議論されるかが、この選挙で変化するかもしれません。

若者が選挙に行けば、政策が変わります。これは間違いないはず。氷河期世代こそ社会保障を受ける権利があるのです。「次の世代に残さない」とか言われても、バブル世代が残した負債を氷河期世代が払えるわけも無い。当たり前の事ですが、そこを考慮しても票に繋がらない(政治家にはなれない)ので、あまり議論されません。個々の政策には色々な議論がありますが、まずは政治家に議論させましょう。ネットを駆使して世代別投票率の向上を目指しましょう!! 

若い世代の投票数を上げる → 若い世代に有利な政策や公約を引き出す → 選挙が面白くなる → 若い世代が投票に行く
という良い循環を作れるきっかけになればと思います。選挙で不利にならなければ、若い世代を支援したいと考えている議員さんも多いと思います。国のためでもありますが、自分たちのために投票に行って欲しいのです!

若者にはネットがあります。政治家の良い事、悪い事、どんどん拡散して議論しましょう。若い政治家には勉強熱心な議員もいます。若者の雇用や社会保障、子育て支援を議論し実績のある議員の情報を皆で共有しましょう。名前だけ連呼する選挙カーに負けてはいけないのです。

<おまけ1>

選挙に行けと言われても、誰に入れたら良いのか分からない。そんな人も多いと思います。小選挙区は特にそうなりがちです。最低限ネットで公約や実績、過去の発言を検索して、一番自分の信条に合う候補者や政党に入れてください。残念ながら、それ以上のことはあまり出来ません。

「白票を投票して抗議しよう」という人もいます。誰が白票をいれたかは分からないため、白票でも「世代別投票率を上げる」というこの目標は達成されます。ただし、白票は名前を間違えたり、読み取りできなかったりして無効になった票と同じ「無効票」になるため、政治家(候補者)には特にプレッシャーを与えるわけではありません。白票は無効なので、有効票に占める組織票の割合は高くなり、組織の支援のある候補者は当選しやすくなります。白票は組織選挙を応援します。

一方で、なんだかよく分からない党のよく分からない候補に入れるという人もいるでしょう。これは、少なくとも既存政党には「NO」を突きつけているので、そういう意味での効果はある程度あると思います。しかし、選挙の結果にはほとんど影響しませんし、「政治家は票をくれる人の為に動く」原則からすれば、組織票だけで当選した議員は、支援組織のために行動するでしょう。
また、大勢が適当な政党に投票して、その政党が一定量の得票を集めてしまうと、意図せず政党要件を満たしてしまう事があるかもしれません。(国政選挙で5名以上の当選か、全国で2%以上の得票を集めると、その政治団体は、正式な「政党」と認められ、政党交付金も拠出されます。) もちろん、その政党を応援しているのなら良いのですが、大政党に入れたくないからというだけで安易に訳の分からない政党に投票すると、思わぬ副作用もあります。

<おまけ2>

衆議院選挙では、最高裁判所裁判官国民審査も同時に行われます。特におかしな判決を出している裁判官には必ず「×」をつけてください。暴論ですが、納得した判決以外の裁判官には、よく分からなくても「×」をつけても良いです。こういう情報も、もっと私達の得意なネットで情報を共有して、トンデモ裁判官を淘汰していきましょう!

<補足>

私は高齢者を切り捨てろと言っているわけではありません。ここでは特定の政党を批難もしていませんし、無理な政権交代を望んでいるわけでもありません。もっと長期的に、政党によらず、政治家全体の視野を、若者層へと向けたいのです。

これはそれぞれの考えがあって良いと思いますが、私は、現状では、若者重視の政党を育てて政権を担わせるより、現在の与党にもっと若者を重視してもらう方が手っ取り早いと思います。しかし、現政権は、完全に若者無視の政策を展開しています。少し論点がずれますが、例えば、今年の冬のボーナスは、全体平均で59万円、管理職を除く一般国家公務員で69万円だったそうです。これ、日本の話ですよ? 景気回復は良いことですが、氷河期世代の皆さんは実感できましたか? もちろん年齢的なものもありますが、あまりにも偏りすぎです。上がるのは税金ばかりで、非正規雇用は広がり、初任給は下がりました。消費税はあがり、配偶者控除も子ども手当も下がりますが、相続税の控除は新しい制度がどんどん出てきます。票の重みがあれば、死んでも減税なんです。

私は、財政の健全化も、社会福祉も大事だと思います。誰もが安心して生活できる社会は素晴らしいです。しかし、すこし偏りすぎていませんか? と言いたいのです。その偏りが選挙で少しでも変えられるなら、行動を起こそう! と呼びかけたいのです。
そもそも消費税増税だって、労働人口の減少を増税で補おうというものですが、少子化さえ解消すれば多くの事柄が自動的に解決します。対策を講じるには20年遅いのですが、それでも、今からでも少子化問題に本気で取り組むべきです。30歳の人口を増やすには30年かかりますが…。


プロ野球最終順位予想2014 を開始しました。

これまでの対戦成績を元に、残り試合をシミュレーションし、最終順位の確率を計算します。
「この調子でいけば」がこの調子でいってくれないのが、長いペナントレースですが、一勝一敗に一喜一憂するためのページです。
優勝やCS進出まで、平均的にあと何勝すれば良いかも計算されますので、「実効マジックナンバー」としてお使い下さい。

なお、広島東洋カープに関して特別な処理は行っておりません。各球団のファンの方が等しくお使い頂けます。


※この記事は「広島弁 Advent Calendar 2013」の25日目の記事です。前日(24日目)は gnutar さんでした。

 

途中までええがに行くか思うたけど、最後がちょっと飛んでしもうたね。前半の皆さんのレベルが高かったけえ、ちょっと書きにくぅなったかもしれんけど、言い換えりゃあ、前半は予想以上に盛り上がった言うことかもしれんね。音声有りぃの、動画(スライド)も有りぃのじゃったし、なにげに有名人も名を連ねとったしね。わしなんかが書いてもええんじゃろうか、思うて書けんかった人も居るんじゃないか思うけど、何でもええけえ書いて繋げたかったねえ。

 

やっぱり、自分が広島育ちじゃけえ、県外から来んさった人らぁの記事が面白かったわ。「結婚しちゃった」話じゃったり、薩摩弁との対比じゃったりね。わしの友達も、九州から広島に来たんじゃけど、引っ越し屋でバイトしとった際に、コンビを組んだおじさんがバリバリの広島弁じゃったらしいんよ。そいで、箪笥を運びよったら「おい、そっちしっかり()げぇや」いうて言われたけえ、下に下げたらもっと怒られたわ、言う話を聞いて、そりゃそうじゃけど、「提げる」を知らにゃあそうなるわのぅ。他にもそういう話がえっとある思うけえ、来年はもっと県外出身の人らにも参加して欲しいわ。

 

あとは、韓国じゃあ、「広島県人会」まであるんじゃね。ニューヨークでも日本人会はあったけど、さすがに広島県人会は無かったけえね。他にも、広島弁でも、安芸と備後で違うたり、沿岸部と山間部でも差があったり、逆に、中四国で共通する方言があったりして、えらい面白かった思う。中四国のテレビ局も、もちぃと連携して、中四国のローカルネット番組を作りゃあええのにね。

 

 

わしは初めての Advent Calendar の参加じゃったけど、楽しゅう書かしてもらいました。また1年ネタを貯めとくけえ、来年もやって欲しいねえ。ほいじゃ、とりなんで勝手に締めさせてもらいます。どちらさんも良いお年を。


※この記事は「広島弁 Advent Calendar 2013」の16日目の記事です。前日(15日目)は セム さんでした。

 

なんか、Nyoho さんが、はあ寝る()うて tweet しとってじゃに、まだ今日の分がうまっとらんかったけえ、3回目じゃが、しゃしゃり出てきたわ。さいさい書かしてもろうてええんかね。ま、(わり)かったら言うてぇや。

こりゃあ広島弁じゃないかもわからんのじゃけど、広島県外の(もん)が聞いて分からんのんじゃなぁかのぉ思うんが、「市内」の定義なんよ。

広島のもんが「市内」言うたら、当然紙屋町やら八丁堀やら、あの辺のことを言うわいね。東広島市に居っても、市内言うたら広島市の中心部のことじゃし、広島市に居っても、市の(へり)のほうに居ったら、やっぱり中心部へ行くのを「市内に出る」言うわね。

わしは、これがなんでかのう思うて調べて見たら、明治の廃藩置県ん時、広島県は初っ端広島市と約500の村で始まっとるんよね。広島市は日本最初の市の一つで、今の、中区・南区・西区の中心部あたりじゃったらしい。明治以降に埋め立てられた埋め立て地は入っとらんけえね。まさに今の広島市中心部が、中四国じゃあ唯一の「市内」じゃった訳じゃね。

500(ちこ)うあった村は明治・大正・昭和・平成の合併で徐々に()ぉなって、市町も14市9町に再編されてしもうたし、広島市も政令指定都市とるのに 100万都市になろう思うて大合併して、えらいふとい市になったけど、まだ「市内」が、かつての「市内」から変わっとらんのは、えらい面白いね。

 

もう日が変わるけえ、アップするわ。次は、eutukhees さんじゃわ。