プロ野球の合同トライアウトが開催されました。

このトライアウトも、年々合格者数が減っており、今年が最後になるかもしれないとのこと。

元選手の上原さんは「トライアウトではなく公式戦でアピールできる選手になって欲しい」とコメントしていたが、公式戦の出場機会はなかなか自分ではコントロールできません。もちろん、二軍の試合に出場すらできない選手に、トライアウトでの合格の見込みがあるのかと問われれば、上原さんの言うように難しいでしょう。ただ、最後に平等な出場機会のある合同トライアウトに参加し、人生を賭けた挑戦の区切りにできるなら、意味のある会だと思います。

「家族を呼んだりして、引退試合のようになっている」とも言われています。本気で現役続行を望む選手と、気持ちの区切りのために参加している選手とでは、トライアウトへの意気込みも違うので、難しいところもあると思います。ただ、気持ちの区切りをつけたいと思うことが、それほど悪い事だとは思いません。

がんばってくれた全ての選手達に引退試合を行う事はできません。トライアウトという形であっても、そのような場を設けることに、12球団も少し協力したらいいのにとも思います。また、ドラフトも含めて、基本的には移籍の自由の無いプロ野球に於いては、トライアウトからの契約へも、なにかしら少しは優遇があってもいいのではないかと思ったりもします。

みなさんはどう思いますか?


  • 3/25 収容人数制限も緩和され、延長12回までとなったレギュラーなレギュラーシーズンが無事開幕しました
  • 6/18 ヤクルト、セ・リーグ CS進出濃厚。残り 79試合を 35勝ぐらいで → 9/17 決定
  • 8/21 DeNA、セ・リーグ CS進出濃厚。残り 38試合を 17勝ぐらいで → 9/24 決定
  • 8/24 日本ハム、パ・リーグ 6位濃厚 → 9/18 決定
  • 9/ 7 ヤクルト、セ・リーグ 優勝濃厚。残り20試合を 10勝ぐらいで
  • 9/14 ソフトバンク、パ・リーグ CS進出濃厚。残り 15試合を 6勝ぐらいで
  • 9/18 オリックス、パ・リーグ CS進出濃厚。残り 7試合を 3勝ぐらいで → 9/24 決定
  • 9/21 DeNA、セ・リーグ 2位濃厚
  • 9/21 中日、セ・リーグ 6位濃厚

ヤクルト 50 %
DeNA 49 %
阪神 0 %
広島 0 %
巨人 0 %
中日 0 %

ソフトバンク 51 %
西武 35 %
オリックス 11 %
楽天 2 %
ロッテ 0 %
日本ハム 0 %

全ての数値は四捨五入されているので、合計が 100% にならないかもしれません。

アルゴリズムが固まってきました。想定以上に計算時間が延びてしまい、困っていますが、なんとか改良して実用レベルの速度にして、8月中の自動更新を目指します。


動画で言及した、新アルゴリズム(優勝決定日確率の算出に使用)での優勝確率の速報です。最近のチームの勢いについての現実的な補正が含まれています。

ヤクルト 62 %
DeNA 38 %
阪神 0 %
広島 0 %
巨人 0 %
中日 0 %

西武 61 %
ソフトバンク 21 %
オリックス 14 %
楽天 4 %
ロッテ 0 %
日本ハム 0 %

8月中に自動更新を目指します。


質問があれば @npbwin1 まで

順位確率とシナリオ

ペナントレース最終順位の確率分布の例

優勝~6位・CS

  • 今日までの戦績から予想される最終順位の確率です
    • 例では、ヤクルトは約34%の確率で優勝できるペースです
    • 全ての数字は四捨五入されています。特に 0%・100%の解釈にご注意下さい
    • CSは、3位以上になる確率です。四捨五入の関係で、優勝・2位・3位の見かけの総和とは異なる場合があります

順位

  • 最終順位の期待値です

  • 残り試合数です

シナリオ

  • 優勝するなら・CSに進出するなら、どのようなシナリオが目標になるかの目安です
    • 例では、ヤクルトが優勝するなら、残り102試合を63勝39敗で行きたいところです。
    • もし、残り102試合を63勝39敗できれば、(このままなら)70%の確率で優勝が決まります
    • 優勝確率が高くなれば、マジックナンバーと同じ数字になります
      • かっこ内の確率100%のとき、マジックナンバーと同じ数になるので、カウントダウンにも使えます
      • マジックナンバーと異なり、自力優勝が消滅しても現実的なシナリオの数値が出ます
    • 優勝確率が低くなれば、優勝の可能性が残るギリギリの勝ち数になります
      • 優勝確率が大きく下がってしまっても、ある程度巻き返せれば現実的な優勝確率が残っています。「残りを全勝すれば…」という無理な仮定はせず、最後まで現実的な優勝のシナリオに向けて応援できます

暫定順位

暫定順位表の例
  • 各チームの勝ち数・負け数・引分け数・勝率・勝敗ゲーム差・勝率ゲーム差(実差)です

実差

  • 勝率を元にしたゲーム差です
    • 勝率で順位を決める日本のプロ野球に合わせて再定義したゲーム差です
    • 例では、ヤクルトと巨人が(勝敗)ゲーム差無しですが、実差は0.6 離れています。ヤクルトが引き分けて巨人が勝てば、巨人は 28勝19敗 勝率 .596 で -0.5 ゲーム差の 2位となります
    • 実ゲーム差は勝率を元に計算されているので、上記のような逆転現象は起きず、必ず順位と連動します

共通すること

  • これらの数字は「予想」ではなく、現状の勝敗ペースを確率という数字で表したものです。皆さんの「予想」の材料の一つとしてお役立て下さい
  • これまでの対戦成績を維持すると仮定して、確率的なゆらぎや長期的な変動を考慮して、これからの対戦が試行されています。偶然と必然の割合を(統計理論に従って)変えながら、3億通りのシナリオを計算し、最終順位の割合を確率で表示しています
  • 未来に故障者が出たりチームの調子が変わったりする確率的な要素は事前不確定性として織り込んでいます。
  • 今日故障者が出たり、日程が過密だったりするなど、確定的に「これまでのペース」が維持できそうにない状況は加味されません。それを皆さんが加味して予想して下さい


ペナントレースを楽しむ指標は沢山ありますが、やはり「勝ち・負け・勝率・ゲーム差」は一番馴染みの深い指標だと思います。「ゲーム差」は、直接対決で何ゲーム勝利すれば並ぶ事ができるかという、短期的な順位差を非常にわかりやすく説明します。

ただ、ゲーム差が示す「並ぶ」とは「貯金数」で並ぶという意味です。しかし、順位は「貯金数」ではなく「勝率」で決めるので、消化試合数と引き分けの数が大きく異なる場合に、順位と合致しない事があります。象徴的なのが「マイナスゲーム差」で、これは数年に一度生じています。せっかくの良い指標なのに、マイナスになっても順位で追い越せないのでは、隠れたわかりにくさを含んでしまっています。

そこで、当サイトでは「ゲーム差の隠れたわかりにくさ」を解消するために「実ゲーム差」を導入してみました。

そもそも「ゲーム差」とは何か。従来のゲーム差は、「勝ち数 – 負け数」の差の1/2を「ゲーム差」としていました。この定義の「1ゲーム差」は「直接対決を1ゲーム勝てば、貯金数が並ぶ」差である事を意味します。

そこで「実ゲーム差」は、貯金数ではなく勝率を用いて、「直接対決を1ゲーム勝てば、勝率が並ぶ」差を「1ゲーム差」と再定義し、勝率ベースでゲーム差を求めています。

もちろん「直接対決を勝つ」は、直接対決ではなくても「相手が負けて自分が勝てば」でも同じです。


  • 3/26 レギュラーシーズン開幕。新型コロナウイルスの影響が続く今シーズンは、9回までで終了となり延長戦はありません。去年より更に引き分けの増加が予想されます。
  • 6/10 阪神、セ・リーグ CS 進出濃厚。残り 86試合を 42勝ぐらいで → 10/6 決定
  • 6/29 巨人、セ・リーグ CS 進出濃厚。残り 70試合を 34勝ぐらいで → 10/23 決定
  • 8/15 ヤクルト、セ・リーグ CS 進出濃厚。残り 59試合を 28勝ぐらいで → 10/6 決定
  • 9/12 ロッテ、パ・リーグ CS 進出濃厚。残り 36試合を 16勝ぐらいで → 10/15 決定
  • 10/1 オリックス、パ・リーグ CS 進出濃厚。残り 17試合を 6勝ぐらいで → 10/12 決定
  • 10/6 巨人、セ・リーグ 3位濃厚 → 10/23 決定
  • 10/7 楽天、パ・リーグ CS 進出濃厚。残り 14試合を 6勝ぐらいで → 10/23 決定
  • 10/10 ヤクルト、セ・リーグ 優勝濃厚。残り 14試合を 7勝ぐらいで → 10/26 決定
  • 10/10 阪神、セ・リーグ 2位濃厚 → 10/26 決定
  • 10/15 楽天、パ・リーグ 3位濃厚 → 10/23 決定
  • 10/15 ソフトバンク、パ・リーグ 4位濃厚 → 10/23 決定
  • 10/15 広島、セ・リーグ 4位濃厚 → 10/23 決定
  • 10/26 中日、セ・リーグ 5位決定
  • 10/26 DeNA、セ・リーグ 6位決定
  • 10/27 オリックス、パ・リーグ優勝決定
  • 10/27 ロッテ、パ・リーグ 2位決定


あるチームが3勝しかしなかったにもかかわらず、今年の交流戦は久し振りにセ・リーグが勝ち越しました。

交流戦明けは、オールスターと列んで、長いペナントレースの「一区切り」です(今年はオリンピック休みもあります)が、このタイミングでセ・リーグのペナントレースを頭一つ飛び出しているのが阪神タイガースで、6月16日現在の優勝確率は 67% と、3分の2を越えました。

今年こそ、阪神の本当の「Vやねん!」を目指して戦う阪神タイガース。この「Vやねん まで 67%」を記念して、「Vやね」Tシャツをつくりました! まだ「Vやねん!」と断言するには早すぎるので、「Vやね(ん!)」と 67% までにしました。

素人デザインで申し訳ないのですが、このスクリーンショットは結構な人が見たことあるはずで、コアなファンの間では「あのサイトのや!」と思われる事間違いなし! 思ったより原価が高くて中途半端な価格になってしまいましたが、これからの季節、普段使いにも、観戦ユニフォームの下にもお使い下さい。

阪神「Vやね」 記念Tシャツ

そのほか、ステッカーなども販売中です。記念グッズ販売サイトへ


やや今更ではありますが、2021年シーズンが無事開幕しました。

去年に続きコロナ禍が続く中ですが、去年1年間で、集団感染の起こらない(起こりにくい)観戦スタイルが確立されたこともあり、予定通りの開幕となりました。まだコロナ禍前のような、満員の客席から巻き起こる応援の熱気はありませんが、これはこれでアリなのでは? とも思えてくるようになりました。もっとも、球団経営にとっては深刻でしょうけど…。

今年は、コロナ対策で、延長無しの9回まで、という規定となりました。延長戦になったらコロナウイルスが活性化するわけでも無いし、9回で終われば、濃厚接触の目安とされる10分以内で試合が終わるというわけでも無いし、イマイチ効果の根拠に乏しい決定のようにも思えます。

試合の楽しみ方だけでなく、中継ぎ投手の起用法が大きく変わりますね。

少し準備が遅くなってしまいましたが、チャート(グラフ)も毎日更新しますので、メニューの「2021年推移」からお楽しみ下さい。

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