WordPressの記事には、カテゴリーとタグがつけられます。

この2つの分類法、色々なサイトで解説がありますが、なかなかしっくりくる使い分けに出会えません。そもそも、WordPressにおけるカテゴリーとタグは、ほとんど同じトポロジーなんですよね。唯一の違いは、カテゴリーは入れ子構造を持つことができるところです。「スマホ」カテゴリに「Android」「iOS」といった子要素を入れることができます。しかし、この違いを本質的に納得させてくれる分類には出会ったことがありません。

今のところ、一番腑に落ちている使い分けは、

タグ → 記事の内容
カテゴリ → 記事の性質

という使い分けなのかなあ、という感じです。つまりは、弊社サイトのカテゴリとタグ付けは完全に間違えたなあ、という事です。

具体的にどう言うことかと言えば、内容に関することは、全部タグで分類すべきでした。関連する記事も拾いやすくなりますし、タグはあとからいくらでも増やせるので、途中から出てくるトピックにも対応しやすいです。内容でグルーピングするなら、タグのほうが使いやすいでしょう。「Android」と「iOS」の記事が両方読みたい人は、両方でタグ検索すればいいのです。「スマホ」という親要素が絶対に必要なケースは想像できません。

カテゴリは、内容とは直交した性質、例えば「プレスリリース」「スタッフブログ」「グループ会社の皆様へ(内部通達)」といった、内容云々以前に、読ませるターゲットが異なるような場合に使い分けるのでは無いでしょうか。

タグが「これが読みたい」ならば、カテゴリは「これ以外は読みたくない」ときにのみ使うものではないのか、と思うに至りました。「これ以外は読みたくない」の時は、親要素・子要素の必要性も少しは高まりますし。

いずれにせよ、まだ自分の中で納得のいく答えは出ていません。以前、一度だけどこかで「なるほど」と思わせる分類を見かけた気がするのですが、英語記事だった事もあり、二度と見つかりません…気のせいだったのかも。


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