※この記事は「広島弁 Advent Calendar 2013」の16日目の記事です。前日(15日目)は セム さんでした。
なんか、Nyoho さんが、はあ寝る言うて tweet しとってじゃに、まだ今日の分がうまっとらんかったけえ、3回目じゃが、しゃしゃり出てきたわ。さいさい書かしてもろうてええんかね。ま、悪かったら言うてぇや。
こりゃあ広島弁じゃないかもわからんのじゃけど、広島県外の者が聞いて分からんのんじゃなぁかのぉ思うんが、「市内」の定義なんよ。
広島のもんが「市内」言うたら、当然紙屋町やら八丁堀やら、あの辺のことを言うわいね。東広島市に居っても、市内言うたら広島市の中心部のことじゃし、広島市に居っても、市の縁のほうに居ったら、やっぱり中心部へ行くのを「市内に出る」言うわね。
わしは、これがなんでかのう思うて調べて見たら、明治の廃藩置県ん時、広島県は初っ端広島市と約500の村で始まっとるんよね。広島市は日本最初の市の一つで、今の、中区・南区・西区の中心部あたりじゃったらしい。明治以降に埋め立てられた埋め立て地は入っとらんけえね。まさに今の広島市中心部が、中四国じゃあ唯一の「市内」じゃった訳じゃね。
500近うあった村は明治・大正・昭和・平成の合併で徐々に無ぉなって、市町も14市9町に再編されてしもうたし、広島市も政令指定都市とるのに 100万都市になろう思うて大合併して、えらいふとい市になったけど、まだ「市内」が、かつての「市内」から変わっとらんのは、えらい面白いね。
もう日が変わるけえ、アップするわ。次は、eutukhees さんじゃわ。