本記事はふつうの広島 Advent Calendar 2015の2日目の記事です。1日目は えいえる さんでした。

というか、あんたらの「ふつう」って、全然普通じゃありませんから! 残念!! ひむひむマジひむひむ斬りっ!!

と言いたくなる1日目でしたね。てか、ギター侍って普通に面白いですよね。一発屋でも良いじゃない。一発も当ててるんだから。さて、ふつうの事は、この後に居るふつうの皆さんに任せて、適当に書きます。

ていうか、「ふつう」ってなんでしょうね。かつて、職場の上司(?)に人生相談したとき、「俺は皆と同じように東大に行って、皆と同じように博士号取って、皆と同じように○○(役職名)になって、普通の人生しか歩んでこなかったから、その不安は分かってやれない。」と返されたのを思い出しました。でも、彼のクラスターではそれが普通の進路だったんですよね。普通ですね。

それを言ったら、僕は高校までは普通でした。なんせ普通科でしたから。普通で良いんですよ。普通に生きたい。街を歩けば、子どもに「あ、ふつうの人だ!」と指を指されるぐらい普通に生きたい。

そもそも、昨今の「ふつう」はハードルが高すぎるんです。「普通にうまい」は結構美味しい。「普通にできる」は飯食っていけるレベルでできる。「普通にかわいい」は榊原郁恵ぐらいかわいい。「普通」電車は急行よりも加速性能の高い車両を使う(都市部のみ)。この普通のインフレの結果が、この「ふつうの広島」ですよ。アベノミクスもびっくりのインフレ率です。私は4年前に帰郷したとき、この世界に知人は全く居ませんでしたが、この「ふつう」の人たちの仲間の端っこに加えて頂いて、勉強させて貰っています。普通に勉強会を主催して、普通に登壇しておられる方々の中で、まだまだ「ふつう」は遠いですが、普通列車は一駅ずつ進んでいくしかありません。

だって、おもしろい事なんて、面白いのは最初だけなんです。最初は面白いかな、きっとこの道は面白い! そんなお花畑の門をくぐったが最後。後は、とても苦しい道ともっと苦しい道との間の、普通に苦しい道を選びながら進んでいくばかりです。その先に出口があるのかも分からない迷路の連続。でも歳だけは確実に増えていきます。経験値は増えるけどレベルはなかなか上がらない。周りはすごい人ばかり。それでも、未踏の崖を登った先にある、まだ誰も見たことのない、そのすごい人たちも見たことのない風景を見た時、それまでの苦しかったことなど一瞬で忘れてしまい、また懲りずにその先の苦しい道を進んでしまうのです。楽しい人生は苦しみの中にしかないという理不尽。

なのに、なのに、なぜか居るんですよ。本当に人生を楽しんでいるように見える人が! 本人に聞きたい! 本当に楽しんでますか? 楽しいですか? 心から楽しいですか? と。だって、今、楽しいと感じることなんて何にもない。せいぜい、後から思い出してみて「ああ、あの時は楽しかったなあ」と思うぐらいですよ。楽しいことは未来と過去にしかない。今を楽しむとか、どうすればできるのか、誰か教えてくださいよ。あ、そういえば、一人カラオケで140曲歌った時はちょっと楽しかった。

そういえば、他のメンバーの方は、みなさんすごい広島の常連さんなんですかね? すごい広島には、同じ曜日の同じ時間に別の勉強会をやっているためになかなか出られてないのですが、tsuchim といいます。皆さんよろしくお願いします。

というわけで、3日目は tsuda_ahr さんの「今年もふつうに 12月3日 を迎えることができました。」です。

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