今日、あっ、もう昨日か。注目のドラフト会議でしたね。ドラフトについて語れるほど詳しくはないので、これはスポーツメディアにお任せしますが、単純な手計算をしてみようかと。

各チーム、育成も含めて10人弱の選手をドラフトで獲得します。外国人選手も含めれば、年間10人ぐらいの新戦力が入ってくるわけですね。

それは、同時に、年間10人ほどがグランドを去って行くことも意味します。

早い選手は5年ぐらいで戦力外となる一方で、10年、15年、20年と活躍する選手も居ます。ここで、ざっくりと、5年後から10年活躍するのがレギュラー級、とすれば、今日プロへの切符を手に入れた若者が、10年後にレギュラーをはっている割合は1割ぐらいということになりますね。

人生を左右するには狭き門のようにも思いますが、若手研究者の関門である、ポスドクからテニュアへの門に比べたら1割は随分希望が持てる数字のように思います。まして、それがプロ野球選手という夢の大舞台への門なのですから、むしろ険しくも輝かしい道のようにも思えます。

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色々な試練が待っていると思いますが、怪我にだけは気をつけて、長い目で、かつ、1日1日を大事に頑張って欲しいと思います。それより、お前が頑張れよ、と言われそうですが…。


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