2018年のクライマックスシリーズが開幕しました。ファーストステージの初戦を制したのは、巨人とソフトバンク。この結果を受け、ファーストステージ勝敗確率も更新しました。

過去のクライマックスシリーズの結果から、初戦をとったチームが突破している割合が82%だそうですが、これがそのまま「突破確率」になるかといえば、そうではないんですけどね。

とか言っていると、ソフトバンクの方は、確率計算でも82.3%となり、過去の例に不気味なほど近い値となりました。巨人の方は、今期ヤクルトにかなりやられているので、まだ確率は低いですが、明日の先発は沢村賞間違い無しの菅野。やっぱり先発投手を考慮に入れたいですよね。

クライマックスシリーズの勝敗も確率計算の係数導出に使いますので、ファイナルシリーズ突破率も少し変動します。勝ち越した方が上がってくるわけですから、自ずと、1位のチームの突破率は、今の計算より少し下がることになりますね。

何が起こるか分からない短期決戦。勝敗確率は試合終了後15分を目安に更新します。

追記

長いシーズン、最初の頃の試行錯誤と、順位を決める決戦とでは重みも違うだろうと思い、最近の勢いを係数に組み込んでみました。

ヤクルト(1敗) 突破率 36.7%
巨人(1勝) 突破率 63.3%
むしろ後半で勝ちを重ねたヤクルトの方に勢いがあるという数字になりました。まだヤクルトが致命的に不利ではありませんね。

ソフトバンク(1勝) 突破率 89.0%
日本ハム(1敗) 突破率 11.0%
やはり後半勢いのあったソフトバンクがより有利になりました。

ペナントレースと短期決戦は全く違うという意見もありますし、歴史の浅いCSの計算モデルは当分悩まされそうです。


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