まだ分からない人のためのSNSの選び方

前提として、無理にやらなくても良いが、いちいち電話やメールをする時代でもなくなったので、何かしら始めると良いかも知れない。今のメールは、ちょっと前の携帯電話、携帯電話は固定電話ぐらいのハードルなっていて、わざわざメールするのもなあ、と思ってしまう人も多い。

LINE

導入のしやすさから日本では人気のSNS。電話番号を交換したり、友達の友達だったりが勝手に登録されていくので「使ってないから」という言い訳が使いにくい。「あまりよくわからない」と言いながら、面倒じゃない相手とだけ使うと良い。全部に答える必要は無い。
連絡網として使われることも多いので、勝手に繋がっていくのもそれなりに便利。スタンプは必須ではないが、返事や挨拶系の物を4セットぐらい買っておくと便利。連絡用と割り切って使う手もあり。
マーケティングに使うなら、LINE AT という企業アカウントを取得する。

facebook

実名SNS。リア充がリア充をアピールする場。基本的に良い事しか書かない。書くときも読むときもそれを忘れずに。自分に自信のない人は他人の書き込みは見ずに、ご飯の写真に「いいね」しておけばいい。
適当に読み飛ばしてくれるので、長く書いても迷惑にならないが、短いメッセージの方が伝わる。URLを引用して、記事やニュースに自分の意見を足すことも出来る。
公開範囲の「友達のみ」と「公開」をうまく使い分けよう。ただし「友達のみ」であっても、公開できないようなことは書いてはならない。
コミュニティーやメッセンジャーも便利で、メッセンジャーは単体アプリになっている。
企業Webページを作ったら、企業facebookページも作っておこう。広告媒体としても使える。もはや実社会の一部ともいえる。

mixi

一時期一世を風靡した和製SNS。ひっそりSNSしたい人にはお勧め。
最近はゲームプラットフォームになってしまった。

twitter

実名でも匿名でも使える。複数のアカウントを使い分けているひとも。140文字までしか書けないが、読んで欲しいなら40文字ぐらいでまとめるのが良い。まずは、面白そうな人を何人かfollowしてスタート。面白くなかったら遠慮無くunfollowする。しばらくは読むだけにしてみよう。
RT(Retweet)と呼ばれる、他人のtweetを再拡散できるのが特徴。面白いRTが回ってきたら、元tweetを発信した人をフォローし、偏った人のRTが回ってきたら、RTした人をunfollowする。1ヶ月もすると、色々なことを教えてくれる人を沢山フォローしていることだろう。自分もRTする必要は無い。
書くのに慣れてくれば、広報用や広告用途にも使える。大勢にRTされた時の宣伝効果は絶大だが批判も受けやすい。気の短い人、騙されやすい人には向かない。

 

個人情報は大丈夫なの?

大原則として、自分からは書かない。投稿する写真の背景などにも注意。他人のお子さんなど、自分に権利のない情報は絶対にアップしないこと。逆に、それを気にせずアップしてしまう人とは迂闊に遊びに行かないようにしたい。
知らない間にも色々な情報が収集されているが、あなたが重要人物なら、そんなものとっくに収集されているし、そうでなければ誰も興味を持たない(単に統計的に処理されるだけ)ので、特に気にしなくても大丈夫。
それよりも、上の放送局ユーザによる漏洩の方がよほど怖い。

匿名性

書き込みが増えてくると、書き込みから個人の特定は難しくないので、匿名アカウントでも、個人が特定されても困らないような書き込みにとどめておくことが重要。後でばれるより、最初から実名の方が安全かも知れない。


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